ヘルメット君の数学日記

ヘルメット君の中学受験が終わりました。次は大学受験までの数学を学びます。頑張っていこう!

灘中引率ツアー 敗因分析 編

みなさま、こんにちは。エルモです。

 

今回の灘中入試での敗因を、僕なりに分析して置きたいと思います。

そもそも灘中はチャレンジ校であって、四谷合不合80偏差値は6以上足りていませんでした。灘中の過去問をやり込むことで、この差を埋める計画の下3ヶ月間勉強してきましたが、この辺りの認識が甘過ぎました。灘中入試は各教科の終了ごとに、その問題が体育館で販売されます。それを購入し解き合っている5年生の子供達。灘を掴み取ろうとする意識が違います。灘は「取れるかもしれない」程度の学力と意識だとほぼ落ちると思われます。特に関東勢はどうしてもその意識が低くなりがちです。なので関東勢で灘に合格する子供は、極端に言うと開成・筑駒に余裕で合格していく子供達だけな気がします。「明らかな学力不足と灘への執着の甘さ」これが最大の敗因です。

次に、今回の灘中引率ツアーの最中、ヘルメット君は常に独りでした。NN開成・筑駒、スピカからの参加がほとんどだと思われ、彼等は気の合う仲間達で楽しそうにやっていました。自分よりできる連中の輪の中に独りでいることで「自己肯定感」を見失っているように感じました。そうなると、解けない問題に出くわしたとき、「どうせみんな解けてないや」ではなく「俺だけできてない」という思考になり、それが焦りを生み出し負のスパイラルに陥るのでしょう。この辺りも敗因だと思います。

まだまだ幼い子供が自己肯定感をもつには、結局のところ、所属している集団のなかでトップレベルの成績を修めるしかないような気がします。

そう、結局は、

「成績表に裏付けされた根拠のある学力をもつこと」

に集約されて行くのでしょうね。

 

(つづく)